睡眠負債と言う言葉を聞いたことはありませんか?
単に
・眠りが浅い
・途中で何度も起きる
・寝付けない
・悪夢を見る
・夜中に目が覚めると寝れなくなる
など、睡眠で悩んでいる方だけでなく、
テレビやスマホ、ゲームなどで夜更かししたり、仕事優先で眠る時間を削っているなど、単に寝不足になるだけでなく、十分な睡眠を取っていても、睡眠の質の低下で色々なリスクが溜まってくると言われています。
太りやすい、疲れが抜けない、集中力が落ちる、記憶力の低下、うつ症状、風邪をひきやすい、肌の調子が悪い、不妊や老化など
精神的な事ばかりが理由ではなく、良質な睡眠をこの機会に見直してみませんか?
今回は、ゆがみからひも解く!睡眠の質をご紹介していきます。
まずは!ゆがみから
よく眠れていない方のゆがみから紹介します。
睡眠に悩んでいる方の多くは、猫背であったり、背骨の柔軟性が欠けている傾向があります。
背骨一つ一つが詰まって動きが悪くなっているイメージです。
背骨には交感神経が分布し、柔軟性が欠けると常に交感神経優位の状態が続きやすく、寝返りが打てなかったり、どこか寝づらい傾向もあります。
特に体のラインが細かったり、食べている割に太れないなどの方の場合は、胃腸の働きが低下している傾向があり、特にタンパク質不足や吸収しにくい場合が多くみられます。
良質な睡眠を取るためには、睡眠のホルモン(メラトニン)の元であるタンパク質が重要な役割を果たします。
タンパク質不足の方は、背骨のつまりと共に筋肉が硬い傾向もみられます。
睡眠負債のリスクって!?
眠りに悩んでいる人ばかりでなく、短い睡眠で過ごしている事で、どんなリスクがあるのでしょうか?
毎日、8時間の睡眠の人と6時間の睡眠の人では、2時間の差があります。
1~2日間ほどでは良いのですが、数週間、数か月、数年と、その時間の差が増え積み重なる事で大きな損失になっていくと言われています。
太りやすい!
アメリカで行われた調査結果では、5~6時間以下しか眠っていない人は、7~8時間眠っている人に比べるとBMIが明らかに高くなっていると報告されています
また世界で、睡眠時間と肥満を調べた論文も住んでいるところや年齢、性別にかかわらず睡眠時間が短い人ほど肥満の傾向があると発表しているものが多いそうです。
睡眠が1時間少なくなると1kg増えるとも。。。
睡眠不足になると
食欲を増加させるホルモンの分泌が増え、
食欲を抑えるホルモンの分泌が減ってしまう
とも言われています。
仕事や勉強などのパフォーマンス低下!
睡眠不足は、記憶や集中力にも関係していると言われています。
睡眠不足と集中力の関係についての調査では
4時間と6時間、8時間、睡眠無しの4つのグループに分けて、単純なパソコン作業のミス回数を計測したところ、8時間睡眠のグループが14日間ほぼ完璧だったのに対して、睡眠なしのグループは24時間、4時間のグループが6日後に、6時間のグループが10日後に400%のミスが増加したという結果もあるそうです。
他にも
学生を対象に行った研究では、眠るほど記憶力が向上する
睡眠時間で交通事故数に大差がある
アスリートにとってもトレーニングや試合後に十分な睡眠を取ることで、体内の炎症を鎮め、傷んだ筋肉や組織を修復させるなども言われています。
疲れが抜けない、免疫力の低下!
睡眠不足の状態は、免疫力が低下しやすく、風邪などの感染率を上げてしまうと言われています。
また予防接種などもワクチンの効果を十分に得るには、睡眠時間の確保が必須と言う研究もあるそうです。
寝溜めは、できない!?
休日にしっかり寝ています!と言うお客様もいます。
しかし、理想の睡眠から1週間2時間ほど短く寝ている場合は、取り返すのに約3週間の期間が必要という研究もあるそうです。
日本は先進国の中でも睡眠時間が短いと言われています。
しっかり寝る時間を確保することも体調管理には、必要な事ですね!
当院にも体の疲れが抜けないなどお客様が来店されますが、睡眠や食生活などから体調を崩している方が多くみられます。
ちょっとしたヒントから体の状態が変わっていくと思います。
体のゆがみから
身体に何が起こっているのかを
追求する事から
始めてみませんか?
ほぐし処 町家
長野県佐久市岩村田755
0267-67-6077
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